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コロナウイルスと今後の為替相場

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今回はコロナウイルスと今後の為替相場についてお伝えしていきます

 

コロナウイルスの感染者数

3/22時点での世界の確認感染者数は....

トップ10

 

①中国81,304名

②イタリア47,021名

③スペイン25,374名

アメリカ22,043名

⑤ドイツ21,828名

⑥イラン20,610名

⑦フランス12,483名

⑧韓国8,799名

⑨スイス6,284名

⑩イギリス6,284名

 

世界トータル287,239名

 

因みに日本は21位 1,007名 死亡者数は15位 35名

 

 

ソース元

gisanddata.maps.arcgis.comWHO (世界保健機関) ・CDC (アメリカ疾病予防管理センター)・ECDC (ヨーロッパ疾病予防管理センター)・CCDC (中国疾病予防管理センター)・NHC (中国国家衛生健康委員会)、DXY (中国の医療情報サイト) を情報をもとに構成されています

 

直近の感染者数の増加が著しいのはヨーロッパとイラン、それとじわじわと伸びているアメリカです

 

この情報をどう見るか

 

確認されている数字しか我々は見る術がないので、これ以上の情報を見る事は出来ないが、確認されていない方々もいらっしゃるとすれば相当な感染者数が上乗せされるだろう

 

各国の情勢

ヨーロッパでこれだけの爆発的な感染者増加には遠い国々であるが、恐ろしい出来事である事には変わりない。経済面ではイギリスのブレグジット(まだ完全に離脱できていない状態)やEU一の稼ぎ頭ドイツではドイツ銀行のデフォルト(1200億円)など不安要素たっぷりな状況

 

中東ではイランが爆発的に感染者数が増加。今現在原油価格で揉めているだけに必ず影響するであろう

 

アメリカでは、市場中心地ニューヨークでの感染者数増加により、市場に関わる人々への影響がある。NYダウは歴史的な下げ幅を続けた。現在はFRBの緊急財政出動で絶賛V字回復中である

 

中国は、あらゆる製品の生産中心地であり、軒並み工場の閉鎖や一時休業を余儀なくされ、世界各国へ製品の流通が滞っている状況である

 

市場への影響

2月後半から為替相場では市場参加者が激減

 

とはいえ日本やアメリカのFRBが緊急財政出動で市場に資金投入することを決定した先週あたりから、投資家が少しずつ戻ってきた感がある

 

そして、世界全体が一番信用がある通貨の米ドルを国や投資家がこぞって買い求めている。まるで日本でのマスクの様に....

 

市場の状況もまだまだパニックの渦中にある

 

 

 

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USD/JPY 日足

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GBP/USD 日足


 そういった世界情勢から、相場としては米ドルの信頼が厚い今、USD/JPYやGBP/USD等の米ドルが絡んだ通貨が今後どのような動きを見せるのか注目したい